説明
このプロジェクトは、新しいアプローチで WordPress の翻訳ファイルを処理し、ローカライズを高速化します。
国際化対応のパフォーマンスを詳しく分析したところ、ローカライズした WordPress サイトは翻訳のないサイトに比べて大幅に読み込みが遅いことが示されました。
このプラグインのローカライズへの新しいアプローチにより、このオーバーヘッドを大幅に削減し、サイト速度を取り戻します。
サイトで英語 (US) 以外の言語を使用している場合、このプラグインを有効化するだけですぐにスピードが改善されるはずです。
WordPress 6.5 and newer
重要: この新機能は、WordPress 6.5 に追加されました ! ですが、プラグインを停止する必要はありません。
WordPress 6.5 以降、本プラグインは既存の .mo
ファイルを .php
に自動的に変換し、以降は .php
ファイルからの翻訳のみを読み込みます。
言語パックが WordPress.org ではない別の場所からダウンロードされる場合にお役立てください。
スクリーンショット
インストール
WordPress 管理画面からインストール
- プラグイン > 新規追加を開きます。
- Performant Translations を検索します。
- Performant Translations プラグインをインストールし、有効化します。
手動インストール
performant-translations
フォルダ全体を/wp-content/plugins/
ディレクトリにアップロードします。- プラグインを開きます。
- Performant Translations プラグインを有効化します。
FAQ
-
このプラグインはなぜそんなに速いのですか ?
-
.mo
ファイルを.php
ファイルに変換することで、翻訳をより速く解析することができます。
加えて、.php
ファイルはいわゆる OPcache に保存することができ、さらなるスピードアップを実現します。 -
本番サイトでこのプラグインを使用できますか ?
-
このプラグインはほぼベータテストプラグインと見なされますが、本番で使用しても問題ないレベルのテストを行って完成させました。
とはいえ、他のプラグインでも同様ですが、自己責任で使用してください。 -
このプラグインは他の多言語プラグインと一緒にテストされましたか ?
-
はい。このプラグインは WPML、Weglot、TranslatePress、MultilingualPress、Polylang などのよく使われている多言語プラグインと動作確認済みです。
それでも問題が発生する場合は、お知らせください。 -
このプラグインを有効化するために何か特別なことをする必要がありますか ?
-
いいえ。一度プラグインを有効化しただけで動き、すぐにスピードの向上が見られるはずです。問題が発生した場合は、新しいサポートトピックを作成してください。
-
インストール後に、このプラグインを安全に削除できますか ?
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はい。一度プラグインを無効化しアンインストールすると、生成されたすべての
.php
ファイルはサーバーから削除されます。 -
プラグインに貢献するにはどうすればよいですか ?
-
貢献はいつでも大歓迎です ! コアパフォーマンスチームハンドブックで、さらに詳しい参加方法についてご覧ください。
-
プラグインに関するフィードバックはどこから送信できますか ?
-
新機能の提案や要望がある場合は、GitHub リポジトリにイシューを立ててください。
トラブルシューティングやプラグインに関する質問がある場合は、サポートフォーラムに新しいトピックを作成してください。
-
セキュリティの問題を報告するには ?
-
セキュリティ問題を報告するには、WordPress HackerOne プログラムにアクセスしてください。
評価
貢献者と開発者
Performant Translations はオープンソースソフトウェアです。以下の人々がこのプラグインに貢献しています。
貢献者変更履歴
プラグインの変更履歴は GitHub のリリースページをご覧ください。
1.2.0
- This plugin now requires WordPress 6.5
1.1.2
- Fixed a minor regression when assembling file paths to look up.
1.1.1
- Fixed: Addressed a slight performance regression in 1.1.0.
- Fixed: Addressed an issue with incorrect plural forms for certain locales.
1.1.0
- 機能強化: WordPress 6.5 コアファイル内の本機能に対応。
- 機能強化: プラグインフィルターの不具合が原因でファイルパスが文字列化されない場合の対策を追加。
- 機能強化: PHP ファイルの書き込み後、OPcache を無効化。
- 機能強化: 単数形として参照される複数形文字列との互換性の向上。
1.0.9
- 機能強化: WPML の文字列翻訳アドオンとの互換性を向上。
1.0.8
- 修正: ファイルパーミッションに関する潜在的な問題の回避策を追加。
1.0.7
- 修正: すべてのコア翻訳が更新されない問題を修正。
- 機能強化: 後方互換性を向上させるため、翻訳の読み込み順を変更。
1.0.6
- 機能強化: JSON ファイルサポートを削除。
- 修正: シンボリックリンクで翻訳ファイルパスを使用する際のハードニングを追加。
1.0.5
- 機能強化: ファイルの重複を避けるため、Loco Translateとの互換性を改善。
1.0.4
- 機能強化: いくつかのマイナーなパフォーマンス改善。
- 機能強化: 競合を防ぐため、異なる拡張子 (
.php
の代わりに.mo.php
) を使用。 - 機能強化: テキストドメインに既に翻訳ファイルが読み込まれている場合、既存の翻訳ファイルを「インポート」する。
- 機能強化: WP Filesystem API が利用可能な場合、それを使用。
1.0.3
- 機能強化: Query Monitor 開発者ツールパネルとの互換性を向上。
- 機能強化: 新たに
performant_translations_load_translation_file
フィルターを追加。 - 機能強化: マルチサイトでは、ネットワーク単位の有効化のみ許可。
1.0.2
- 修正: 翻訳関数に不正な値が渡された場合の対策を追加。
1.0.1
- 機能強化: Loco Translate による MO ファイル更新時に、翻訳ファイルを再生成するよう変更。
- 修正: 無効なコンテキストが渡された場合の対策を追加。
- 修正: ペルシア語など、複数形のないロケールの処理を修正。
1.0.0
- 最初のリリース。